焼肉店「ストーリー」誕生の裏側 – 松阪牛への想いと鈴木社長のヒストリー

鈴木社長は焼肉業界で独自のスタイルを築き上げ、コロナ禍の逆境を乗り越えてきました。
そんな鈴木社長に、これまでの経験や苦労話、さらに未来の展望についてインタビュー。
フランチャイズ展開も視野に入れ、業界の未来をどう見据えているのか、挑戦の裏側に迫ります。

※本記事に記載しているメニューや価格は、2024年9月現在のものです。

焼肉ストーリーの成り立ちと鈴木社長の歩み

わっきー

鈴木社長が焼肉業界に入ったきっかけを教えてもらえますか?

鈴木社長

元々は普通のサラリーマンとして営業の仕事をしていたんですけど、学生の頃から飲食業に興味があって、25歳の時に思い切って飲食業界に飛び込みました。

わっきー

サラリーマンから飲食業界に転身するのは、かなり大きな決断ですよね。
最初はどんなお店で働いていましたか?

鈴木社長

最初は居酒屋ですね。
新潟から上京して、住み込みで働ける居酒屋を池袋で見つけました。
そこから接客を学び、1年以内に店長になって経営の基礎を学びました。
グローバルダイニングに転職をし、モンスーンカフェでフロア業務に就きました。

わっきー

モンスーンカフェは僕もよく行ってました!
グローバルダイニングさんの接客サービスを学ぶのは厳しいですよね?

鈴木社長

そうですね。料理の提供タイミングや接客の細かい部分まで厳しく指導されました。
例えば、料理を出すタイミングを間違えると怒られるし、お客さんが料理に手をつけないと「なんでこのタイミングで出したんだ?」って細かくチェックされるんです。

わっきー

それは技術とメンタルが鍛えられますね。
その経験が今の焼肉ストーリーのサービスにも生かされているんですか?

鈴木社長

そうですね。お客様に対する細やかな気配りやサービスの徹底が、今のお店でも活きています。
グローバルダイニングで学んだことは、本当に今でも役立っています。

わっきー

その後、焼肉業態に移られたのはどういう経緯だったのでしょうか?

鈴木社長

プロ店長として、売上が低迷している店舗を再生するという仕事に就きました。
伸び悩んでいる焼肉屋を3ヵ月で再生するというミッションがあり、そこでお肉の部位を休みの時間で覚えたり、市場調査などを行い経験を積みました。
4社の焼肉屋で経験を経て独立しました。

わっきー

独立することに迷いはありませんでしたか?

鈴木社長

迷いはなかったですね。いろんなお店で働いて、経営改善のアイデアがあっても、オーナーの許可がないと自由に動けないことが多かったんです。
それで、自分の理想通りにやれる店を持ちたいと思って独立を決めました。

わっきー

その想いが今の焼肉ストーリーに繋がっているんですね!

コロナ禍の試練と新たな挑戦

わっきー

オープンしてからは順調でしたか?

鈴木社長

実は、オープンしてすぐにコロナ禍が始まって、全然順調ではなかったんですよ。
ランチを始めてもお客さんが全く来ない日々が続いて、毎日が厳しかったです。
人が全然通っていないので、お客さんが入っても5人とかお店を開けるだけでマイナスになることが1番キツかったです。

わっきー

それは本当に大変な時期でしたよね。
コロナ禍でどのように乗り越えたんですか?

鈴木社長

クラウドファンディングを活用して、まずお店の認知度を上げました。
それから、若い人たちにアピールできるようにリーズナブルな食べ放題メニューを導入したんです。
協力金も活用して、なんとかお店を存続させることができました。

わっきー

「松阪牛食べ放題」とありますが、これはかなりキャッチーですよね。

鈴木社長

そこもミソです
どこか尖って、大々的にやっていくことが大切だと思っています。

わっきー

僕が特に気になったのは、松阪牛を安く提供されていますが、誰でもできることではないと思うんですよ。
なぜ鈴木社長はそれができるのでしょうか?

鈴木社長

それは繋がりがあるからです。
プロ店長の時の出会いや信頼があるからこそ松阪牛を直接取引できています。

わっきー

なるほど、他の人が簡単に真似できることではないですね。

話は変わりますが、採用する基準などを教えてください。
また、最近多いですが外国の方を雇うことはありますか?

鈴木社長

どこでも同じだとは思いますが、嘘をつかない・まじめにやる人が大切だと思います。
外国の方は今のところ雇ったことはありません。
もう少ししたらアルバイトを募集しようと思っています。

また、フランチャイズ展開もやろうとしています。

わっきー

おぉ!フランチャイズ展開はどんな展望をお持ちですか?

鈴木社長

松阪牛の素晴らしさをもっと広めたいと思っています。
特に、品質にこだわって全国に広めることを目標にしています。
これからは、和牛全体の品質向上にも力を入れていきたいですね。

わっきー

それは素晴らしい展望ですね。
フランチャイズ展開が広がれば、松阪牛の良さがもっと多くの人に伝わりそうです。

鈴木社長

今まで築いてきた繋がりや経験を生かして、本物の松阪牛を広めていきたいです。
そして、お客様に本当に美味しいお肉を提供していけるようにしたいですね。
自分の店舗としては、2号店も計画しています。

わっきー

SNSやYouTubeの反響はありますか?

鈴木社長

反響は凄くありました。
わっきーTVの動画を観て来てくれた方やステッカーを見て「わっきーさん来たんですね」と言われたこともあります。
動画アップされた時は、食べログの予約やアクセス数が一気に伸びました。

わっきー

それは良かったです!
ステッカーも作った甲斐がありました。

では最後に、お客様へメッセージをお願いします。

鈴木社長

私は、肉の保存や納得しない肉は提供しないなど、お肉のこだわりは日本一だと思っています。
生産者の方が大切に育てた牛を色んな方に食べていただきたいです。

今後の展開としては、フランチャイズして10年で50店舗。
そして海外で松阪牛を展開していきたいと思っています。

わっきー

今後の展開が本当に楽しみです!
今日は貴重なお話をありがとうございました。


鈴木社長との対談を通じて、焼肉業界の未来を感じさせる熱いお話を伺うことができました。
彼の情熱はこれからもお店に反映されていくことでしょう。
今後の焼肉ストーリーの成長と、鈴木社長のさらなる挑戦のストーリーが楽しみです!

焼肉ストーリー 水道橋店

東京都千代田区神田三崎町1丁目4−8 愛光舎ビル B1F

営業時間
月~金曜日:17:00~23:00
土・日・祝:11:30~15:30 / 16:00~23:00

定休日:年末年始 / 不定休

ホームページ
https://yakinikustory-suidobashi.foodre.jp/

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