「どまんなか」加藤社長が語る、飲食業の試練とど真ん中の想い

今回の対談では、竹ノ塚に位置する「博多鉄板焼肉どまんなか」の加藤社長にお話を伺いました。
サービス業・飲食業と長年奮闘してきた加藤社長。成長の裏には、数々の試練がありました。
そんな挑戦の軌跡をインタビューします。

※本記事に記載しているメニューや価格は、2024年9月現在のものです。

飲食業への挑戦と学び

わっきー

「博多鉄板焼肉どまんなか」を始めたきっかけを教えてください。

加藤社長

最初は自分が食べることが好きで、それなら「美味しいものを出せばお客さんが来るだろう」と、軽い気持ちで飲食業を始めたんです。
でも、すぐに「そんなに甘くはない」と痛感しましたね。
接客や売り方がすごく重要だと気づかされました。

わっきー

特に最初の頃は大変ですよね。

加藤社長

そうなんです。例えば、最初は博多の鉄板焼肉をメインにしようとしたのですが、竹ノ塚は人口が少なく、それだけでは商売が成り立たないとすぐに気付きました。
そこで、九州グルメ全般を取り入れて、幅広いメニューを揃えることで対応しました。

わっきー

お店の名前「どまんなか」にはどんな意味が込められているんですか?

加藤社長

お客様の好みの「ど真ん中」に行きたい、という意味を込めています。
自分が好きなものを提供して、それがお客様のストライクになれば良いなという思いで付けたんです。
分かりやすくキャッチーな名前も良いと思いまして。

わっきー

昔はサービス業をやっていて、ホストクラブを経営していたようですね。

加藤社長

はい、そうです。
ホストクラブは分社化していたので、働いていたスタッフに会社ごとあげて、自分は飲食店を始めることにしました。

わっきー

オープンされたのが2019年6月ですが、オープン直後の苦労された点はどんなところにありましたか?

加藤社長

特にコロナの影響は大きかったです。
お店をオープンして1年ほどでコロナ禍が始まり、最初の数年間は本当に厳しかったですね。
協力金で何とか持ちこたえましたが、家賃や人件費で厳しい状態が続きました。
コロナが明けた後も、お客さんがすぐに戻ってくるわけではなく、今もなお試行錯誤しています。

わっきー

協力金の制度は大きかったですよね。
その状況下を乗り越えていく時のモチベーションはどのように保たれていたのでしょうか?

加藤社長

やっぱり、お客さんから「おいしかった」と言われることが一番の励みですね。
飲食業は楽しい反面、売り上げがなかなか伸びないことも多く、その現実に打ちのめされることもあります。
でも、おいしいものを提供してお客様に喜んでもらえる瞬間があるから、続けていけるんです。

認知度の向上と今後の展望

わっきー

こういった人を雇いたいという基準はありますか?

加藤社長

元気な人が良いですね。
アルバイトの募集を出すと、最近は学生の人たちがよく応募してくれるのですが、面接の時から声が小さい人が多いんです。
でも、ホールで配膳しているときに声が小さく元気がないと問題です。
なので、元気がある人を一生懸命に募集しています!

わっきー

明るく元気な人!という感じですね。
求人以外で今現在、どまんなかで働いている方はいらっしゃいますか?

加藤社長

別でBARも経営しているのですが、そこの常連から一緒に働いているメンバーもいますね。
みんなそれぞれ役者や声優など自分のやりたい事を持っている人で、それを叶えるために働きたいと明確な目標がある人を応援したいし、そんな人が欲しいです。

わっきー

お店をもっと広めるために、どのような工夫をしていますか?

加藤社長

SNSでの発信を続けていて、最近はファミリー層のお客様が増えています。
九州グルメを取り入れていることもあって、幅広い年代のお客様に楽しんでいただきたいのですが、飲み屋としての利用がまだ少なくそこを改善していきたいですね。
飲み屋としての利用も増やしていかないと、儲けを出すのは本当に難しいです。

わっきー

ファミリーだけでなく、飲みに来るお客さんも増やしたいということですね。

加藤社長

そうですね。
最終的には、フランチャイズ展開を目指していますが、まずは本店をしっかりと軌道に乗せることが最優先です。

わっきー

フランチャイズ展開ですか!それは大きな目標ですね。

加藤社長

はい。でもその前に、本店の認知度をもっと上げないといけません。
現状では、地元の人たちにすら「こんな店があったんだ」と言われることも多いんです。

わっきー

特に、地元での知名度の向上がカギになりそうです。

加藤社長

草加市のイベントなどにも出店していますが、やはりもっと積極的に地元にアピールしていかないといけないと感じています。
草加のお祭りに出店したことで「博多鉄板焼肉どまんなか」を知ってくれた人も増えましたが、まだまだ足りないですね。

これからはさらに地域のイベントに積極的に参加して、地元の方々にお店を知ってもらう機会を増やしていきたいと思っています。

わっきー

今後の展望として、特に重点を置いていることは何ですか?

加藤社長

店舗の運営面での効率化です。
こだわりのあるメニューを提供することで、お客様をお待たせしてしまうことがあり、それがオペレーションの課題になっています。
今後はメニューの見直しや提供時間の短縮を図りながら、顧客満足度を高めていきたいと考えています。

わっきー

オペレーションの改善は常に重要ですよね。
初客のリピート率にも大きく響いてきますしね。

加藤社長

そうなんです。特に、この竹ノ塚のような小さなエリアでは、顧客満足度が全てだと思っています。
お客様に「また来たい」と思ってもらえるような店舗作りを目指して、改善を進めています。

わっきー

飲食業の大変さとやりがいを改めて感じました。
今後も「博多鉄板焼肉どまんなか」が地元で愛され、展開していくことを楽しみにしています!


いかがでしたでしょうか。
加藤社長の情熱的な姿勢と、飲食業界での挑戦が強く印象に残る対談でした。
これからも「博多鉄板焼肉どまんなか」がどのように進化し地域で愛されていくのか、期待が高まります。
竹ノ塚で絶品焼肉をぜひ味わってみてください!

博多鉄板焼肉 どまんなか 本店

東京都足立区竹の塚1-40-10 川津ビル 1F

営業時間
火~土:17:00 – 00:00
日曜日:07:00 – 14:00 / 17:00 – 00:00
※日曜は22時以降、早締めを行う場合がございますので電話にてご確認ください

定休日:月曜日

ホームページ:https://tpdomannaka.com/

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